1947-12-08 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第43号
○井谷委員 まづ日程第二一一の請願の要旨は、岩手縣胆澤郡水澤町を起點として、姉體、黒石、田河津、長坂、猿澤、澁民、摺澤、磐清水、千厩、八澤、藤澤、黄海、日形、老松、花泉の各町村に至る路線及び氣仙郡高田町を起點として氣仙、矢作、大原、澁民、摺澤、長坂、松川、舞川、眞瀧、一關、山目、嚴美の各町村に至る路線の沿道一帶は、各種特殊物資の生産が多量であるが、現在運輸機關としては一關、盛岡間を連絡する大船渡線のみで
○井谷委員 まづ日程第二一一の請願の要旨は、岩手縣胆澤郡水澤町を起點として、姉體、黒石、田河津、長坂、猿澤、澁民、摺澤、磐清水、千厩、八澤、藤澤、黄海、日形、老松、花泉の各町村に至る路線及び氣仙郡高田町を起點として氣仙、矢作、大原、澁民、摺澤、長坂、松川、舞川、眞瀧、一關、山目、嚴美の各町村に至る路線の沿道一帶は、各種特殊物資の生産が多量であるが、現在運輸機關としては一關、盛岡間を連絡する大船渡線のみで
本路線沿道の各町村は、木材、木炭、製紙原料、しいたけ等の生産資源は豐富であり、これらの主要林産物は多量に生産されておりますけれども、運輸機關不備のために現在なお相當量の滯貨を有する状態にあり、關係者はこれが改善案としてぜひとも省營自動車の運行せられますことを熱望しておる次第であります。
ついてはこれが運輸機關として姫路市より新宮、山崎を經て曲里に至る間に國營バスの運輸を開始されたいというのであります。これにつきましては、先日の委員會にわざわざ關係者が陳情に參つておりましたので、とくと御審議をお願いいたしたいと思います。 次は久慈、岩泉間國營バス運輸開始の請願であります。
本請願の要旨は、滋賀縣伊香郡高時、杉野の兩村は、木ノ本驛より一里ないし五里の距離を有しておりまして、一般的の運輸機關がありません。馬車、荷車、不定期のトラック等を住民が利用しておるのでありまして、不便は言語に絶するものがあるのであります。しかもその最も北の端に位する土倉部落には日窒鑛業開發會社の土倉鑛業所がありまして、最近その事業が復活するにつれて、運輸機關の整備が實に要望されておるのであります。
この點多少これが異動をみましても差支えないのでありまするが、せつかくこの網の目のように張られました交通網、運輸機關、經濟流通、あらゆるものが調和した一つのブロックを壊しては、結局警察機能というものは眞に發揮されず、借りものになつてしまうと私どもは考えますので、あえてこの縣を私は固執しようとは思いません。
そうでないと、各運輸機關の輸送力を合理的に活用することはできないと思います。船が餘つていながら、また鐵道の方では輸送力が不足を唱えながら、船舶の活用ができない、こういうようでは、國全體の立場から見ておかしいことではないかと、私ども常日頃考えておるのであります。
一方經濟面におきましては、革命後の戰時共産主義時代に、これも皆さん御承知のように、土地や主要な生産手段あるいは運輸機關、金融機關、こういうものが社會化されまして、社會主義體制の基盤がつくり上げられたのであります。本來非常に後進的でありました農業國であるロシアを、工業國、特に非常に進んだ工業國にするためには一方ならぬ苦心がなされたのであります。
委員會におきましては自動車運輸營業を行わんとする者の申請に基きまして公益免許證を下附するのでございますが、その下附の要件といたしましては、公道の保護、公共に對する適當なるサービスの提供、既存運輸機關との競爭制限というような點が考慮せられております。
そういつたような状態、あるいは戰時中におけるトラツク及びバスの徴用等によりまして、それらの運輸機關が漸減をいたし、かつまた副資材の缺乏からしまして、やむなく休止しておる路線もあるのであります。